民族芸能 単独メニュー
20.新平そそりさんさ 22.古墳太鼓
 21.新平七福神舞 (13区) 奴子踊・盆踊・祝福芸
 旧飯豊村(北上市飯豊)から昭和24年(1949)に多田長治郎や愛好者が教わり、祝舞として集落の慶事ごとに演じられてきました。この舞は、七柱の福徳の神を総称しためでたい仮装姿で演ずるものですが、古くは室町時代末期から演じられ全国的には南の地方に多く、新年の社寺を巡拝して福徳を祈る神とも言われています。
 恵比寿(律儀の神)は天照大神と同じ日本在住の神であり、「古事記」では蛭子三郎とも呼ばれ、いざなぎ・いざなみ二神の子とされています。中世以降にえびすと呼ばれました。無病息災・子孫長久・家業繁盛を授けます。七福中この神以外は唐天竺(中国・インド)の生まれです。本県では沿岸地方や陸前高田市、奥州市胆沢区にも伝承されていますが、表現のかたちが異なっています。現在、六代目として婦人部が中心メンバーとなって継承しています。各種大会、例大祭、祝賀行事等で活躍している傍ら、子弟への伝承活動にも力を傾注しています。